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Feeling Nothing 理不尽なルールにどう立ち向かうか

 

世間でも物議を醸しているブラック校則......私の学校にも理解し難いルールがある.....と思っている人も少なくないのではないでしょうか。

個人の意識を統制してしまう日本の社会の在り方に違和感を感じファッションブランドを立ち上げた高校生を取材しました。

 

名前:F.Mさん  神田美紀

年齢:18歳(高3) 19歳 (大1)

SNS:①本間萌

     ②Feeling Nothing

求める社会:偏見がなく不条理のない世界

↑Feeling Nothing ブランド ロゴ

💡今回は自分の学校の校則に違和感を持ったことから理不尽な校則に対する問題提起として、「スペキュレイティブデザイン×ファッション」のブランドFeeling Nothingを立ち上げた女子高校生2人にインタビューさせて頂きました!!!!

Q1. ブランドを立ち上げた経緯について教えて下さい。

私達が高校に入学したのは今から5年ほど前です。学校では校則が絶対に正しく私たちはそれに従うものだと指導されてきました。

そんな校則に何の違和感も感じていなかったのですが、カナダでの1年間の留学生活を通して校則に対する考え方が変わりました。わたしがいたカナダの高校では、唯一の校則が『アレルギーの方もいるから、ピーナッツを学校に持ってくるな』というものでした。それに対してはすごく納得できたのですが、日本での学校の校則は理解し難いような理不尽なものばかりでした。『コンテストに応募するな』というもののせいで夢が潰されるような思いをすることもありました。そこで私達は学校の先生方にこのことについて問題提起をしました。しかし、「校長先生が決められたことだから。」と全く取り合って頂けませんでした。

Q3.自ら理不尽なルールに対し勇気を出し一声あげて抗議するということは簡単なことではないと思いますがその時どんな心境だったのですか。

はっきり言うと先生に言うかどうかはすごく迷いました。そのあとどんな態度を取られるか想像することができないし、却下されるのではないかとも思いました。

しかし私が言わなければ誰が言うのだ、という想いと、校則に関して生徒と先生の価値観の違いを変えるチャンスだと思い、声を上げました。

しかし行動を起こしても認められなかったため、価値観や固定概念ごと変えなければならないと思いました。

問題提起をするにあたって何が良いのか色々考えた結果、毎日身につけられ、身近にある『服』が注目されるのではないかと考え、ブランドを立ち上げました。

Q2. ブランド Feeling Nothing について教えて下さい。

Feeling Nothing は「スペキュレイティブデザイン×ファッション」というコンセプトの元、私達が作った服を通して1人でも多くの人が不条理な社会に問題意識を持ち、理解し難い校則や社会問題について模索してほしいといった思いが込められています。最初にデザインした服のコンセプトはその原因の1つでもある「校則」です。価値観のズレを共有し合えるようなコミュニュケーションの手段として服を使って問題提起というものをしています。 また、1人でも多くの人に問題意識を持っていただければいいなと思い、クラウドファンディングを始めました。今後はその資金で服だけでなくステッカーやフライヤー等を製作、配布しブランドを広めるために活動にも使用させていただく予定です。今後はLGBTなどのに対する偏見問題等についても扱い不条理のない世界へ前進していくことができるよう活動していきたいです。

↑ 販売している服。彼女達のメッセージが伝わってくる。

💡私達は決して校則を無くそうとしている訳ではありません。生徒と先生がお互いに理解し、合意できるような環境をつくっていくことこそが両者にとってそして社会にとって必要なことではないのかと考えています。

 

これは日本社会にも大きく関わる問題ですね。日本には伝統を受け継ぎ大切にしていく価値観があります。また校則は私達の自由を縛るものでもあるかもしれませんが「教育」の面で重要な役割を果たしてるのも事実です。ですが昔は当たり前だったけれど今では不条理な校則にあたるものに強い執着心を持つあまり新しい価値観を軽視してしまうことも多いのかもしれません。

社会は一瞬一瞬でその姿を変えています。視野を広げて物事を多面的に見ることで今の社会に求められていることを感じ取ることができたり、未来を自分たちの手で変えていくことが出来ます。

自分には何ができるのか、そして今の社会の課題は何なのか、考えていくことが大切なのではないでしょうか。

 

↑ https://feelnothing.fashionstore.jp/about


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